KAYA個展「迷彩item」
2024.08.24 – 2024.09.08
この度、ARTDYNEはKAYA個展「迷彩item」を開催いたします。KAYAは2000年台湾台北生まれ、2023年に日大芸術学部絵画コースを卒業。現在東京にて制作を行っています。
画面から発せられる躍動感。大胆にデフォルメされた形体。不思議な力学でバランスを保つ絵画空間。KAYAの創り出す物語は新鮮さと発見に満ち、私たちの前に姿を現します。今展は絵画の持つ物質性や虚構性の狭間で思考を巡らし、具象と抽象の間を揺れ動くKAYAの初個展となります。この機会にぜひご高覧くださいますようお願い申し上げます。
アーティスト・ステートメント
ちょうど五年前の帰省中に、光円錐が傾き、不動のものと移り変わる光景が交差し始めた。手に収まる小さな鉄の破片、古代ローマの糸切りばさみやハンティングナイフなど、夢中になったものを片手に、知らない人のバイクに乗った。速度の恍惚に揺さぶられ、辿り着いたのは穴ぼこに見せかけた桃源郷。そこで私たちは口をそろえて「What a coincidence!(なんという偶然の再会!)」と言った。
私は絵画を通して、そのような束の間のタイムトラベルや長いロードムービーを楽しむように、身一つでここではないどこかへと旅立つことを望んでいる。
KAYA
作家略歴
KAYA
2000年
台湾台北生まれ
2023年
日本大学芸術学部絵画コース卒業
グループ展「ひかりをつかむ」(ARTDYNE)
Study:アート&クリエイティブフェア(大阪)
2024年
グループ展「grid3」(biscuit gallery)